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子供が何才になったら歩く指導をやめるべきでしょうか。
BleckとNagel(1982年)は、他の多くの専門家と同様、歩行パターンは基本的には7才までに出来上がるものであり、その後にはあまり大きな変化はないという意見をもっています。歩くにいたらない子供はたくさんいるだろう、そして機器を使っても使わなくても歩く子供だったら7才までにそうしているだろうというのが共通の見方です。
この見解は医学文献の中で繰り返し見られ、自発的に歩くようになる子供は7才までにそうしているはずだとほとんど誰もが合意しています。しかしこれでは私たちの質問の答えにはなりません。私たちは7才という魔法の年齢を過ぎた子供にも歩行を「教える」ことができるのでしょうか。体系的な指導があれば誰でも運動技能を向上させることができます。退行性の運動疾患がある子供、完全に麻痺している子供、座る、立つ、歩くといった技能を向上させることが医療上奨められない子供は例外ですが、ほとんど全ての子供が上達することは私たちの調査からわかっています。なかには完全に一人で歩くようになる生徒もいれば、バランスの介助を必要とする子供もいましたが、7才を過ぎた後も全ての生徒に引き続き運動技能の向上が見られました。当初私たちは、生徒が足に体重をかけられるようにさえなってくれれば、つまり最高でもレベル2の技能を達成できれば十分だと思っていました。しかし生徒は私たちの予想をはるかに超える結果を出してきたため、今ではさらに高いレベルを目標としています。この経験から私たちが達した結論は、教え続ける限り人は学び続けるものであるということです。
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